ナイキSBアリウープのサイズ感は?【結論:小さい】選び方ガイド

選び方・比較

こんにちは!スポーツシューズNAVIのFです。

ナイキ SB アリウープ、デザインがシンプルでかっこいいですよね。スケボーシーンだけでなく、普段履きにも取り入れたい一足です。でも、いざ購入しようと「ナイキ sb アリウープ サイズ感」と検索してみると、ちょっと不安になるレビューが多くないですか?

「小さい」とか「きつい」という声が想像以上に多くて、特に幅や甲高のフィット感がどうなのか、気になるところです。レディースサイズを探している場合、(GS)モデルとの違いも分かりにくいですよね。エアフォース1やエアマックスとの比較でどうなのか、+0.5cmアップなのか、それとも+1.0cmアップがいいのか…。

私もスニーカー選びでは、「いつも通りでいいや」と買って後悔した経験が何度もあります。特にアリウープのように、スケボー用途と普段履きでサイズ選びが変わりそうなモデルは慎重になりますよね。そこで今回は、アリウープのサイズ感について、徹底的に調べた情報をお届けします!

  • アリウープのサイズ感が「小さい」と言われる本当の理由
  • 足型別(幅広・甲高・標準)の推奨サイズアップ目安
  • エアフォース1やエアマックスなど他モデルとのサイズ比較
  • スケボー用と普段履きでのベストな選び方の違い

ナイキsbアリウープ サイズ感の結論

まず、ナイキ SB アリウープのサイズ感に関する情報を集約した結果から。購入を検討している方が「なぜ迷うのか」そして「どう考えるべきか」の核心に迫ります。

レビュー:「小さい」との声が多数

いろいろなレビューを見てみると、「ナイキ SB アリウープは小さい」という意見でほぼ一貫しています 。これは一部の人の感想ではなく、サイズ感に関するレビューの「総意」と言ってもいいレベルかなと思います。

「普段のサイズより少し大きめを選ぶと良い」という要約が多くの通販サイトで見られますし 、個人の感想でも「個人的にいつものサイズより少し小さめに感じました」 といった声が本当に多いんです。このため、「ワンサイズあげて買って正解でした」 というのが、このスニーカーのスタンダードな選び方になっているみたいですね。

問題は、その「ワンサイズ」が具体的に+0.5cmなのか、+1.0cmなのか、という点です。これは、単に「ナイキは細いから」という理由だけでなく、アリウープ特有の設計、特に「なぜきついのか」という理由に深く関係しています。

ジャストサイズ(+0.0cm)のリスク

では、「自分はナイキに慣れてるから」と、普段通りのジャストサイズ(例えば26.0cmの人が26.0cm)を選ぶとどうなるでしょう?

あるレビューでは、「最初はサイズを間違ったかなって思いました」 という、かなり切実な感想がありました。この方は、「履き込んで足に馴染ませます」 とのことですが、これはアッパーのスエード素材が伸びることを期待して、購入直後の快適性を犠牲にするという選択です。

スケートボードでのパフォーマンスを最優先して、あえて靴の中で足が動かないようタイトに履きたい、という明確な目的がない限り、普段履きでのジャストサイズ選びはかなりの圧迫感を伴う可能性が高く、避けた方が賢明かなと思います。

なぜきつい?幅と甲がタイトな設計

アリウープが「小さい」と感じる最大の原因は、靴の全長(つま先の余裕)ではなく、「幅(ワイズ)」と「甲の高さ」にあります。

「かなり細身のシューズだなっておもいました」 というレビューが、この靴の特性を的確に表しています。もともとナイキは細身のモデルが多いですが、アリウープはSB(スケートボーディング)ラインのモデルです。

SBラインは、スケート時のボードコントロールのために、足に吸い付くようなタイトなフィット感が求められます 。そのため、シュータン(靴ベロ)や履き口周りに「快適なフォーム」 と呼ばれる厚めのパッドが入っているうえ、インソールにも衝撃吸収のためのクッションが搭載されています。

特にインソールのかかと部分には「エアかなんか」 のクッション剤が入っていると確認されており、これはナイキSBラインの特徴である衝撃吸収システム「ZOOM AIR(ズーム エア)」 である可能性が非常に高いです。このZoom Airは、薄型ながら高い反発性と衝撃吸収性を実現するテクノロジーです(出典:ナイキ公式ニュース『ナイキ ズーム エア: 速さのテクノロジー』)。

この「細身の靴型」と、ホールド感を高める「内部の厚いパッド類」が組み合わさることで、靴の内部の空間(容積)が通常のスニーカーより狭くなり、結果として「きつい」「幅が狭い」と感じるわけですね。

甲高・幅広の人は要注意

このシューズのサイズ選びで、最も注意が必要なのが「甲高・幅広」の足型の方です。

レビューの中には、かなり厳しい意見も含まれていました。

あるレビューでは「履いてみると、幅が異様に狭く感じて靴下脱いではくのがやっと!」 というものでした。

さらに注目すべきは、「確かに爪先は余裕がありました」 と書かれている点です。つまり、+0.5cmか+1.0cmかは分かりませんが、サイズアップして「長さ」は確保したのに、「幅」が致命的に合わなかった、という典型的な例です。

別の方も「甲高幅広の人には不向きだと思います」 と断言しているほどでした。

これはもう、+1.0cmや+1.5cmにサイズアップして解決するレベルではなく、靴の形(ラスト)と足の形が根本的に合っていない可能性が高いです。幅広を自覚している方は、購入自体を慎重に検討するか、必ず実店舗での試着が必要だと思います。

一般的な幅広・甲高さん向けの靴選びについては、幅広・甲高さんのためのスニーカー選び術の記事でも解説していますが、アリウープは残念ながらその選択肢からは外れるかもしれません…。

レディースサイズ感と(GS)モデル

女性がアリウープを選ぶ場合、少し複雑さが増します。

レビューを見ると、「普段は23.5センチですが、ナイキは細身なので24センチにしました」 という「+0.5cm」の選択をした方がいる一方で、「パンプスは23,5~24cmを履きます。こちらのスニーカーはレビューを参考に25cmを買いました」 という「+1.0cm~+1.5cm」の大幅アップをしている方もいます。

この「+0.5cm」と「+1.0cm以上」という大きな差は、購入したモデルの違いかもしれません。

アリウープには、メンズモデルの他に「NIKE SB ALLEYOOP (GS)」 というモデルが存在します。(GS)はGrade School(学童用)の略ですが、大人の女性向けにも販売されています。

重要なのは、この(GS)モデルは、成人男性向けのメンズモデルとは異なる、さらに細く、甲も低く作られた靴型を使用しているのが一般的だという点です。もし(GS)モデルを選ぶ場合は、メンズモデルの小さいサイズを選ぶ時よりも、さらに大きなサイズアップ(+1.0cm以上)が必要になるかもしれない、と覚えておいた方が良さそうですね。

ナイキsbアリウープ サイズ感の選び方

ここまでの情報を踏まえて、具体的に「じゃあ、自分はどのサイズを選べばいいの?」という疑問に答えていきます。他のナイキ人気モデルとの比較は、一番参考になるかもしれません。

普段履きでの快適なフィット感

スケシューとしての側面が注目されがちですが、アリウープは普段履き(タウンユース)でも高く評価されています。

「軽量で歩きやすい点が好評」 というレビューが多く、スケシューならではのタフさがありながらも、軽快に履けるのは嬉しいポイントです。中には「ダンスの時に履きます」 という方や、「底があまり厚く無い為くるまの運転もし易かったです」 という方もいて、日常の様々なシーンで活躍してくれそうです。

こうしたスケシューを普段履きする魅力については、普段履きにも最適!スケシューの魅力とおすすめモデルでも触れていますが、アリウープもまさにその代表格ですね。だからこそ、普段履きで「快適性」を重視する場合、やはりタイトすぎないサイズ選びが重要になります。

+0.5cmと+1.0cmの違い

サイズアップの二大選択肢、「+0.5cm」と「+1.0cm」。どちらを選ぶべきか、レビューから傾向が見えてきました。これは足型や、求めるフィット感によって変わってきそうです。

+0.5cmアップを選ぶケース

「普段24.5を履いていますが、レビューで小さめと書いてあったので25を購入」 というのが、最も一般的な「ワンサイズアップ」の例です。 この方は、同サイズのエアマックス(24.5)も持っている とのことで、ナイキの標準的なフィット感から+0.5cmの調整をした形ですね。

ただし、ここで重要な注意点があります。自身の足型を「甲が低く幅も狭い」と分析する方でも、+0.5cmアップで「薄い靴下であればこのサイズでぴったり」「それでも親指は当たる感覚があります」 とのこと。

つまり、+0.5cmアップは、「標準幅」の人が選ぶと、かなりタイトなジャストフィット(人によっては「きつい」)になる可能性が高いです。スケボー用途や、足元をシャープに見せたい人、あるいは「幅狭・甲低」の足型の人向けの選択肢と言えそうです。

+1.0cmアップ(以上)を選ぶケース

普段履きで「快適性」や「安全マージン」を求めるなら、+1.0cmアップが現実的な選択になります。

「パンプスは23,5~24cm…スニーカーはレビューを参考に25cmを買いました」という女性は、「良いフィット感です。爪先に少し余裕がある」 と満足されています。パンプスとの単純比較は難しいですが、スニーカーサイズから見ても+1.0cm程度のアップです。

この「爪先に少し余裕がある」状態こそが、普段履きでは最も快適ですよね。厚手の靴下を履くことも考慮すると、標準幅の方でも普段履き目的なら+1.0cmアップを選び、靴紐で調整する方が失敗が少ないかもしれません。

エアフォース1との比較

ナイキの定番中の定番、エアフォース1(AF1)との比較です。AF1はナイキの中では「標準的」から「やや大きめ」の作りとされています。

レビューでは、「エアフォースなら27を履いていますが、SBシリーズは27.5でもいいと思いました」 という、明確な比較がありました。

結論として、アリウープはAF1よりも明確にタイトです。AF1と同じサイズを選ぶと、ほぼ確実に失敗します。AF1のサイズを基準にするなら、最低でも+0.5cm、幅が気になる方なら+1.0cmの差(例:AF1で27.0cmならアリウープは27.5cmか28.0cm)を考慮する必要があります。

ナイキはモデルごとのサイズ感がかなり違うので、ナイキ人気モデルのサイズ感徹底比較でも解説している通り、一つのモデルを基準にするのが大事ですね。

エアマックスとの比較

エアマックス(特に90や95)は、AF1よりは細身で、ナイキの標準的なフィット感とされます。

これは先ほども触れましたが、「NIKE エアマックスも持っていますがそちらは24.5(でジャスト)…(アリウープは)25を購入(で正解)」 というレビューが非常に参考になります。

アリウープは、エアマックスよりも「+0.5cm」タイトだと判断できます。ご自身が持っているエアマックスでジャストサイズだと感じている場合、アリウープは+0.5cm大きいサイズを選ぶのが良さそうです。

SBダンクとの比較

同じ「SBライン」の代表格、SBダンクとの比較です。

「SBはいつも…ほとんどのナイキより0.5大きいんだ」「27cmのSBダンクでもまだキツく感じる」 という声があるように、SBライン自体がタイトな作りで有名です。シュータンが厚い(いわゆる「厚タン」)モデルが多いのも特徴ですね。

アリウープのタイトなフィット感は、このSBライン共通の設計思想(スケボーの操作性を高めるためのタイトなホールド感) に基づいています。SBダンクで+0.5cmアップしている方は、アリウープでも同様のサイズ選び(+0.5cm以上)が必要になると考えて間違いありません。

スケボー用途でのフィット感

もちろん、アリウープは本来スケートシューズです。性能面では「初心者から上級者まで満足できる性能」「バランスの取りやすさが特徴」 と評価されています。

トリックで最も摩耗するアッパー(オーリーガード部分)が「スエードの生地」で覆われており「補強もしやすい」 点や、インソールのかかと部分には前述の「クッション剤」(Zoom Airまたはフォームポッド) が内蔵され、着地時の衝撃吸収性が考慮されている点も、スケート用途に適しています。

ただし、スケボー用途ではボードコントロールのために、あえて+0.5cmのタイトフィットを選び、「履き込んで…馴染ませます」 という選択をするスケーターもいます。パフォーマンスを重視するか、快適性を重視するかで、選ぶべきサイズが変わるということですね。

まとめ:ナイキ sb アリウープ サイズ感

ナイキ SB アリウープのサイズ感について、情報をまとめてきました。結論はやはり「普段のスニーカーサイズより最低+0.5cm、快適性を求めるなら+1.0cmのサイズアップを推奨」となります。

最後に、これまでの分析を基にした「サイズ選択推奨ガイド」を表にまとめます。ぜひ参考にしてみてください。

【足型・用途別】ナイキ SB アリウープ サイズ選択推奨ガイド

あなたの足型タイプ 他のナイキモデルとの比較 推奨サイズアップ 予想されるフィット感と注意点
幅狭・甲低 エアマックスと同じ +0.5cm (26.5cm) 薄手の靴下でジャストフィット。それでも親指が当たる感覚が出る可能性あり 。
標準幅・標準甲   (スケボー用途) エアマックス +0.5cm エアフォース1 と同じ +0.5cm (26.5cm) (タイトフィット) 履き始めはきついが、馴染むとジャストフィット 。パフォーマンス重視。
標準幅・標準甲   (普段履き・快適性重視) エアマックス +0.5cm エアフォース1 +0.5cm +1.0cm (27.0cm) (快適フィット) 幅は快適で、爪先に少し余裕ができる 。普段履き・ダンス用途に最適。
幅広・甲高 (比較困難) +1.0cm以上 or 非推奨 【購入要注意】 +1.0cmでも幅が「異様に狭い」 と感じる可能性あり。靴型が合わず「不向き」 なケースも。
女性 (GSモデル購入時) パンプス +1.0~1.5cm +1.0cm ~ +1.5cm 【(GS)モデル注意】 (GS)モデル はメンズモデルよりさらに細いため、大幅なアップが必要 。

※()内のcmは、普段のスニーカーサイズを「26.0cm」と仮定した場合の目安です。

ナイキのサイズ感はモデルによって本当に個体差があるので、難しいですよね。特にこのアリウープは、その「細さ」と「内部の厚み」が際立っているモデルだと言えます。

この記事で紹介したレビューや比較は、あくまで購入された方々の主観的な感想です。最終的には、ご自身の足型と、どの程度のフィット感を求めるか(タイト or 快適)で判断するのが一番です。

可能であれば、ぜひ一度お店で足を通して、ご自身にぴったりの一足を見つけてくださいね!

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