こんにちは、スポーツシューズNAVIのFです。
ブルックスのランニングシューズ、種類が多くて迷いますよね。「ブルックスのランニングシューズチャート」を探しているけれど、公式には見当たらないし…。私自身、自分に合う一足を見つけるのに苦労した経験があります。
特に「GTSとは?」とか、自分の走り方に合う「GTSモデルの選び方」がよくわからない、という方も多いんじゃないでしょうか。それに、「Launch GTS」や「Hyperion GTS」って今はどうなってるの?とか、「トレイルランニング用のGTS」はあるの?という疑問もありますよね。
もちろん、購入前には「メンズのサイズチャート」や「ウィメンズのサイズチャート」、そして足幅を示す「ウィズのDや2E」の違いもしっかり確認したいところです。
この記事では、そんな疑問を解決するために、ブルックスのシューズ選びが驚くほど簡単になる「分類チャート」や、各モデルの特徴、サイズ感まで徹底的にまとめてみました。これさえ読めば、あなたにピッタリの一足が見つかるはずです。
- ブルックス独自のサポート機能「GTS」の正体
- GTS(サポート)とNeutral(ニュートラル)の簡単な選び方
- Launch GTSやHyperion GTSなど廃盤モデルの現在
- メンズ・ウィメンズ別の詳細なサイズ&ウィズ(足囲)換算表
必見!ブルックスランニングシューズチャート

まずは、ブルックスのシューズ選びで最も重要な「分類の軸」について解説しますね。これが分かれば、自分に必要なモデルが一気に見えてきますよ。ブルックスのシューズは、大きく「走る場所(カテゴリ)」と「走り方(サポートタイプ)」という2つの軸で分類されているんです。
公式シューズファインダーとは?
実は、ブルックスの海外公式サイトには、「Shoe Finder(シューズファインダー)」というとても便利なオンライン診断ツールが用意されているんです 。いくつかの簡単な質問(使用目的や走り方など)に答えるだけで、自分に合ったシューズを提案してくれるんですね 。
ただ、2024年現在、日本の公式サイトでは、この診断ツールは前面に出ておらず 、「ロードランニング」や「トレイルランニング」といった製品カテゴリから自分で探すのが主流になっています 。
なぜ日本では導入されていないのかは分かりませんが、もしかしたら日本のユーザーはカテゴリからじっくり選びたい人が多いのかもしれませんね。
だからこそ、多くの人が「シューズファインダー」が内部で使っているであろうロジック、つまり「ブルックス独自の分類表(チャート)」そのものを探しているんだと私は思います。この記事では、そのチャートを分かりやすく解体して、あなたのシューズ選びの地図(マップ)として提示していきますね。
GTSとは?GuideRails技術
ブルックスのモデル名(例えば「アドレナリンGTS」)によく付いている「GTS」。これは “Go-To-Support” の略称です 。
そして、このGTSモデルに搭載されているのが、ブルックスが誇る独自のサポート技術「GuideRails(ガイドレール)」なんです 。
これは、車の「レーンキープアシスト」機能をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。
ミッドソールの「内側と外側」の両方に、まるでバンパーやレール(壁)のように配置されていて 、ランナーの足が必要以上に内側へ倒れ込んだり(オーバープロネーション)、逆に外側へ開きすぎたりするのを、優しく抑制してくれるんです。
GuideRails技術の核心:膝の動きをサポート
GuideRailsの最大の目的は、足首の動きだけを無理やり矯正することじゃありません。その上位にある「膝」の余分な動きを減らし 、身体が本来持っている自然な動きの軌道(Natural Motion Path)へと、そっとガイドすることにあるんです。
従来のサポートシューズとの違い
昔ながらのサポートシューズは、よく「足の内側だけを硬い素材(メディアルポスト)で固める」というアプローチが主流でした。これはこれで効果はあったんですが、時にはその「矯正力」が強すぎて、違和感が出たり、逆に走り方を不自然にしてしまったりすることもあったんですね。
一方、GuideRailsは、あくまで「ガイド」です。ランナーの足が軌道から逸脱しそうになった時にだけ干渉する「受動的なサポート」 が特徴。だから、それを必要としないランナーが履いても邪魔になりにくい、という大きなメリットがあるんです。
GTSモデルの選び方とセルフチェック
じゃあ、自分はGTS(サポート)とNeutral(ニュートラル)のどっちを選べばいいんでしょうか?
ブルックスは、ランナーを「Pronation(プロネーション)」という言葉だけでなく、「Deviation(ディビエーション=逸脱)」という独自の考え方で分類しています 。
- Low Deviators(低逸脱者)
走行中に身体(足首や膝)が自然な軌道からあまり逸脱しないランナー。彼らには「Neutral (ニュートラル)」シューズが推奨されます 。ブルックスの代表モデルで言えば、「Ghost(ゴースト)」や「Glycerin(グリセリン)」がこれにあたります。
- High Deviators(高逸脱者)
走行中に足首や膝が自然な軌道から大きく逸脱してしまうランナー。特に足が内側に倒れ込む「Overpronation(過回内)」 の傾向がある方ですね。彼らには、身体を自然な動きにガイドする「Support (GTS)」シューズが推奨されます 。代表モデルは「Adrenaline GTS(アドレナリンGTS)」 です。
自分がどちらのタイプか、簡単なセルフチェックで目安を知ることができますよ。
【GTS/Neutral セルフチェック】
- リラックスして、片足で立ってみます。
- その場で軽く屈伸(スクワット)してみてもOKです。
- バランスを保てるか、足首や膝がどう動くか確認します。
<結果の目安>
- Support (GTS) 推奨かも
バランスを取るのが難しい。足首や膝が内側に倒れ込む。足裏のアーチ(土踏まず)が大きく潰れる感じがする。
- Neutral 推奨かも
足首がまっすぐな状態を保てる。アーチも崩れず、比較的安定して立てる。
セルフチェックはあくまで目安です
これはあくまで簡易的な目安です。一番確実なのは、ランニング専門店の計測器で足の動き(動的アライメント)を分析してもらうことです。もし可能なら、一度専門家に見てもらうことをおすすめします。
ただ、先ほども触れたように、GuideRailsは「受動的」なサポートが魅力。GTSが必要ないランナーが履いても大きな違和感が出にくいので、「ちょっと不安だな」という初心者の方は、迷ったら「Adrenaline GTS」を選んでみるのも一つの手かな、と私は思います。
Launch GTSは現在販売中?
「ブルックス Launch GTS」で検索される方も多いんですが、これはちょっと注意が必要です。
以前は「Launch 8 GTS」 のように、軽量スピードモデルの「Launch(ローンチ)」シリーズにもGTS版が存在しました。これは「Ravenna(ラベナ)」というモデルと統合されてできたラインナップだったんですね 。
ですが、海外のランナーコミュニティの情報などによると、その後のラインナップ変更で「Launch GTS」は生産中止となったようです 。
現在の日本公式サイトを見ても、「Launch 11」というNeutral(ニュートラル)モデル はありますが、「Launch 11 GTS」の取り扱いはありません 。
Launch GTSを探していた方は…
もし「軽量で安定性のあるスピード系シューズ」としてLaunch GTSを探していた場合、現在は残念ながら直接の後継モデルがない状況です。
そこで、以下のように目的を分けて選ぶのが良さそうです。
- 安定性を最優先するなら
→「Adrenaline GTS」 を選ぶ。クッション性と安定性のバランスが取れたデイリートレーナーです。
- スピードや軽量性を優先するなら
→「Launch 11 (Neutral)」 を選ぶ。ミッドソールに軽量で反発性の高い「DNA FLASH」を搭載 し、テンポアップ走などにも対応できるモデルです。
Hyperion GTSは廃盤モデルか
「Hyperion GTS」もLaunch GTSとほぼ同様の状況です。
ブルックスの最速レーシングモデルである「Hyperion(ハイペリオン)」シリーズ にも、かつてはGTSモデルが存在しましたが、これも現在は生産中止となっています 。海外のランナーからは「軽くて速い安定シューズがなくなった!」と嘆く声もあるようです 。
現在の日本公式サイトの「レーシング」カテゴリを見ても、GTSを搭載したモデルは一切ラインナップされていません 。
これは、ブルックスの現在の製品戦略として、「GTS (GuideRails)」は日々のトレーニングでの安定性・快適性(Adrenaline GTSなど)を担う機能とし、レース用の「Hyperion」(カーボンプレート搭載のHyperion Elite など)は、純粋なスピードと軽量性を追求する、という棲み分けが明確になった結果かなと私は考えています。
GTSサポートが必要なランナー(High Deviators)がレースシューズを探す場合、「日々のトレーニングでは『Adrenaline GTS』で足と膝をしっかりサポートし、レース本番では軽量なNeutralモデルの『Hyperion』シリーズでスピードを追求する」という履き分けが、現在のブルックスが提案するスタイルになりそうですね。
完全版ブルックスランニングシューズチャート

ここからは、具体的なモデルの比較や、検索されやすいサイズ・ウィズの詳細なチャート(換算表)を一挙に紹介します。特にサイズとウィズのチャートは、ブルックス選びで失敗しないために非常に重要なので、ぜひ保存版としてご活用ください。
トレイルランニングGTSモデルは?
「ロード用でGTSがあるなら、トレイルランニング用も欲しい!」と思いますよね。「ブルックス トレイルランニング GTS」という検索も実際に多いようです 。不整地を走るトレイルこそ、安定性が必要だと感じるのは自然なことだと思います。
【結論】トレイルランニングGTSはありません
残念ながら、結論から言うと、現在ブルックスのトレイルランニングシューズにGTS(GuideRails)を搭載したモデルはありません。
ECサイトなどで「ブルックス GTS」と検索しても、ヒットするのは「Adrenaline GTS」などのロード用シューズばかりなんです 。
日本公式サイトのトレイルカテゴリ や、代表モデルの「Cascadia(カスケディア)」 や「Caldera(カルデラ)」 の製品情報を見ても、GTSやGuideRailsの表記は見当たりません。
これは、トレイルシューズに求められる「安定性」が、ロードのGTSとは少し異なるアプローチで実現されているからだと考えられます。
トレイルの安定性とは:
- ゴツゴツした不整地に対応する「適応力のある安定性」 (Cascadiaの特徴)
- 鋭利な岩から足裏を守る「Ballistic Rock Shield」という保護プレート
- 濡れた路面でも滑りにくい強力なアウトソールのグリップ力
このように、GTS(GuideRails)による「走り方の軌道サポート」とは別に、「外部環境からの保護と適応」に重点が置かれているんですね。ブルックスのトレイルシューズは、全て「Neutral」タイプに分類されると考えてよいでしょう。
メンズのサイズチャート(換算表)
ブルックスのサイズ感については、「靴幅の表記(Dとか)ほど細い履き心地ではなく、日本人にも比較的合いやすい」という評価をよく聞きますね 。とはいえ、海外ブランドであることに変わりはないので、サイズ換算は非常に重要です。
サイズ換算表で注意したいのが、メンズとウィメンズでUSサイズに対するCM表記が異なる場合がある点です 。ここでは、複数の海外情報源 を整理した、信頼性が高いと思われる「メンズ」のチャートを掲載します。
| Japan (CM) | US | UK | Europe |
|---|---|---|---|
| 25.0 cm | 7 | 6 | 40 |
| 25.5 cm | 7.5 | 6.5 | 40.5 |
| 26.0 cm | 8 | 7 | 41 |
| 26.5 cm | 8.5 | 7.5 | 42 |
| 27.0 cm | 9 | 8 | 42.5 |
| 27.5 cm | 9.5 | 8.5 | 43 |
| 28.0 cm | 10 | 9 | 44 |
| 28.5 cm | 10.5 | 9.5 | 44.5 |
| 29.0 cm | 11 | 10 | 45 |
| 30.0 cm | 12 | 11 | 46 |
※このチャートは複数の情報源 を基にした目安です。モデルや足の形によってフィット感は異なります。購入前には必ず試着するか、公式サイトの最新情報をご確認ください。
ウィメンズのサイズチャート
ウィメンズのチャートも見ていきましょう。ここが一番の間違いやすいポイントです。
例えば同じ「US 8」でも、メンズが「26.0cm」 なのに対し、ウィメンズは「25.0cm」 だったりします。この違いを知らないとサイズ選びで失敗する可能性があるので、特に注意が必要ですね。
| Japan (CM) | US | UK | Europe |
|---|---|---|---|
| 22.0 cm | 5 | 3 | 35.5 |
| 22.5 cm | 5.5 | 3.5 | 36 |
| 23.0 cm | 6 | 4 | 36.5 |
| 23.5 cm | 6.5 | 4.5 | 37.5 |
| 24.0 cm | 7 | 5 | 38 |
| 24.5 cm | 7.5 | 5.5 | 38.5 |
| 25.0 cm | 8 | 6 | 39.5 |
| 25.5 cm | 8.5 | 6.5 | 40 |
| 26.0 cm | 9 | 7 | 40.5 |
| 26.5 cm | 9.5 | 7.5 | 41 |
※このチャートは複数の情報源 を基にした目安です。海外のサイトや並行輸入品を購入する際は、メンズ・ウィメンズのどちらのUSサイズ表記かしっかり確認してください。国内正規品でも、試着を強く推奨します。
ウィズ(足囲)Dや2Eの選び方
サイズ(足長)と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に重要なのが、「ウィズ(足囲)」です。これが合わないと、せっかくのシューズも性能を発揮できませんからね。
ブルックスのウィズ表記は、日本市場 とグローバル基準 で明確に定義されています。この「基準の違い」が最重要ポイントです。
特に注意したいのは、何も表記がないモデル(=標準モデル)のウィズが、メンズとウィメンズで異なる点です。
【メンズ ウィズ(足囲)チャート】
(出典:ブルックス公式サイト よくあるご質問 )
| 日本表記 | US表記 | 呼称 |
|---|---|---|
| 標準 | D | Standard / Medium |
| ワイド | 2E | Wide |
| スーパーワイド | 4E | Extra Wide |
【ウィメンズ ウィズ(足囲)チャート】
(出典:ブルックス公式サイト よくあるご質問 )
| 日本表記 | US表記 | 呼称 |
|---|---|---|
| 標準 | B | Standard / Medium |
| ワイド | D | Wide |
| (参考: US) | 2E | Extra Wide |
ウィズ選びの最重要ポイント
日本のランニングシューズは「2E」を標準幅としていることが多い気がしますが、ブルックス(US基準)のメンズ標準幅は「D」です 。もし普段2Eを履いている方がブルックスの標準モデル(D)を履くと、少し細く感じるかもしれません。その場合は「ワイド(2E)」モデルが選択肢になりますね。
さらに、ウィメンズの標準幅は「B」と、メンズの標準(D)よりさらに細めです 。そして、ウィメンズの「D」は、ブルックスでは「ワイド」扱いになります。この違いはぜひ覚えておいてください。
ただし、これらもあくまで一般的な目安です。シューズの設計(ラスト)によってもフィット感は変わるので 、最終的にはご自身の足で試着してフィット感を確かめることを強くおすすめします。
まとめ:ブルックスランニングシューズチャート
ブルックスのランニングシューズ選び、少しクリアになりましたでしょうか?複雑に見えますが、ポイントを押さえれば大丈夫です。
選び方の基本は、繰り返しになりますが、まず「カテゴリ(ロード、トレイル等)」 を特定し、次に自分の走り方(セルフチェック など)に合わせて「サポートタイプ(NeutralかGTSか)」 を決定する、という2軸のマトリックスで考えることです。
特にランニング初心者の方や、どのモデルから試せばいいか迷っている方には、以下の代表的なクッションモデルがおすすめです。
【初心者におすすめのブルックス3選】
- Neutral(ニュートラル)タイプが合う方 (Low Deviators):
- 最高のクッション性と快適性を求めるなら
→ 「Glycerin(グリセリン)」シリーズ 。ブルックスで最もクッション性が高いモデル とされ、とにかく足に優しい履き心地が特徴です。 - クッションと反発性のバランスが取れた万能モデルを求めるなら
→ 「Ghost(ゴースト)」シリーズ 。不動の人気No.1モデル とも言われ、あらゆるレベルのランナーの日々のジョグを支えるスタンダードな一足です。
- 最高のクッション性と快適性を求めるなら
- Support (GTS) タイプが合う方 (High Deviators):
- 膝への負担を考慮し、高い安定性とソフトなクッション性を両立させたいなら
→ 「Adrenaline GTS(アドレナリンGTS)」シリーズ 。GuideRailsサポート とソフトなクッション を両立し、長距離でも疲れにくい設計 で、体重が重めの方にも推奨されます 。
- 膝への負担を考慮し、高い安定性とソフトなクッション性を両立させたいなら
この記事のチャートや情報が、あなたの最高の一足を見つける手助けになれば嬉しいです。
シューズのスペック(ドロップ や重量 など)やサイズ感、ラインナップは、モデルチェンジによって変更される可能性もあります。気になるシューズが見つかったら、購入前にはブルックスの公式サイトで最新の情報を確認するようにしてくださいね。



