キッズダンスシューズはどこに売ってる?ジャンル別選び方

選び方・比較

こんにちは!スポーツシューズNAVIの運営者、Fです。

お子さんがダンスを習い始めるとき、まず必要になるのがダンスシューズですよね。でも、「キッズ用のダンスシューズって、いったいどこに売ってるの?」と迷ってしまう保護者の方、結構多いんじゃないかなと思います。

いざ探してみると、ABCマートのような靴屋さんにはバレエシューズが置いていなかったり、かといってヒップホップ用のシューズはどれを選べばいいか分からなかったり。しまむらのようなお店で安いスニーカーで代用できるのか、それとも専門店や通販で買うべきなのか、悩みは尽きません。

実は、キッズダンスシューズは習うダンスのジャンルによって、買うべき場所や選び方がまったく違うんです。このポイントを知らないと、せっかく買ったのにお子さんの足に合わなかったり、レッスンで使えなかったり…なんてことも。

この記事では、「ダンス シューズ キッズ どこに 売っ てる」とお探しのあなたのために、ジャンル別の最適な販売場所から、失敗しないサイズ感の選び方まで、しっかり解説していきますね!

  • ダンスジャンル別(ヒップホップ、バレエ等)の主な販売場所
  • 失敗しないキッズシューズのサイズ選びのコツ
  • ABCマートやしまむらでの取り扱い状況
  • おすすめの専門通販サイトの特徴

ダンス シューズ キッズ用はどこに売っ てる?

まずは、ジャンルを問わず知っておきたい「シューズの選び方」の基本から見ていきましょう。特にサイズ感は、お子さんのパフォーマンスや怪我の防止にも関わる重要なポイントです。あわせて、ABCマートやしまむら、通販といった代表的な購入場所の特徴も整理しますね。

ダンスシューズのキッズ用サイズ感

お子さんの足はすぐに成長するので、「どうせすぐ履けなくなるし…」と、つい大きめのサイズを選びたくなってしまいますよね。でも、ダンスシューズに関しては、大きすぎるサイズはとっても危険なんです。

シューズがブカブカだと、中で足が滑ってしまってうまくステップが踏めなかったり、ターンやジャンプの時にバランスを崩して怪我につながる可能性があります。かといって、小さすぎて足が痛くなるのも当然NGです。

じゃあ、どれくらいの余裕(捨て寸)がいいんでしょうか?

一般的なキッズスニーカーの選び方については、こちらの子供靴の選び方ガイドでも詳しく解説していますが、ダンスシューズの場合、特にフィット感が重要になります。ある比較データによれば、同じ16.5cmの靴でも、ブランドによってフィット感はかなり異なるようです。

キッズシューズのサイズ感目安

  • ピッタリ(余裕 約0.7cm): ダンス用としては理想的なフィット感です。
  • 少し大きめ(余裕 約1.0cm): 許容範囲ですが、これ以上大きいとブカブカに感じ始めるかも。
  • かなり大きめ(余裕 1.5cm以上): ダンス用途には推奨できません。

オンラインで購入する際は試着ができないので不安ですが、一つの目安として、お子さんの足の実寸に対して「+0.7cm ~ +1.0cm」の範囲で選ぶのが安全かなと思います。

特に幼少期のお子さんの足は発育が早いので、3〜4ヶ月を目安にサイズが合っているか確認してあげるのが理想的ですね。(出典:株式会社ムーンスター「子供の足のための知識」

失敗しないキッズダンスシューズの選び方

キッズダンスシューズ選びで最も大切なのは、習っているダンスのジャンルに合ったシューズを選ぶことです。

例えば、バレエのレッスンでヒップホップ用のスニーカーは使えませんし、その逆もまた然りです。購入チャネルは、ジャンルや目的に応じて、大きく以下の4タイプに分類できます。それぞれのメリット・デメリットを表にまとめてみました。

購入チャネル 主な取扱ジャンル 専門性 試着可否 メリット デメリット
大手シューズ量販店   (ABCマートなど) ヒップホップ (代用) ◎ 可 ・全国に店舗があり試着可能   ・通学など普段使いと兼用可能 ・ダンス専用品ではない   ・バレエ等は購入不可
総合衣料品店 (しまむらなど) ヒップホップ (練習用) ○ 可 ・価格が圧倒的に安い ・品質、耐久性が不明   ・在庫が不安定
専門オンラインストア (Royal Dance, Chacottなど) ヒップホップ, バレエ, チア ✕ 不可 ・専門品が確実に入手可能   ・衣装も揃う   ・サイズ交換無料サービスがある場合も ・試着不可   ・送料や配送時間が発生
専門実店舗 (Chacott直営店など) バレエ, ジャズ, チア ◎ 高 ◎ 可 ・専門スタッフによる正確なフィッティング ・店舗数が主要都市に集中   ・価格は定価販売が基本

このように、ジャンルによって「行くべきお店」がまったく異なるのが、ダンスシューズ探しの難しいところなんですね。

ABCマートでキッズダンスシューズは買える?

「とりあえず近所のABCマートに行ってみよう」と考える方も多いかもしれません。

結論から言うと、ABCマートで買えるのは「ヒップホップ用の代用スニーカー」のみ、と考えた方が良いです。

VANS(ヴァンズ)やHAWKINS(ホーキンス)、NIKE(ナイキ)などのキッズスニーカーは豊富に揃っています。ヒップホップダンスの練習用として、これらの汎用スニーカーを使うことはよくあります。全国に店舗があって試着できるのは、お子さんの足に合わせる上で大きなメリットですよね。

ABCマートの店舗レビューについては、ABCマートの口コミ・評判をまとめた記事も参考にしてみてください。

【注意】バレエ・チアシューズはありません

ABCマートはあくまで一般的なスニーカーやシューズの量販店です。そのため、バレエシューズやチアダンス専用シューズ、ジャズシューズといった専門性の高いダンスシューズは取り扱っていません。これらのシューズを探している場合は、次以降で紹介する専門店や通販を利用する必要があります。

しまむらで安いシューズは売ってる?

とにかく初期費用を抑えたい場合、「しまむらで安いシューズは売ってないかな?」と考えるのも自然なことですよね。

しまむらにも、ダンスレッスンに使えそうな安価なスニーカーが販売されていることがあります。SNSなどでは「1,790円でダンスに良さそうな靴を見つけた!」といった報告もあるようです。

ヒップホップダンスの初期の練習用や、すぐに汚れてもいい予備として持っておくには、魅力的な選択肢かもしれませんね。しまむらの靴のラインナップについては、しまむらの靴に関する評判の記事もチェックしてみてください。

【注意】品質や在庫は不安定

ただし、これらはあくまで「ダンスにも使えそう」な汎用シューズです。ダンス専用品ではないため、クッション性やソールの耐久性が十分かは未知数です。また、常に同じ商品が在庫があるとは限らないため、「行ってみたけど無かった」という可能性も考えておきましょう。

キッズダンスシューズの通販と専門店

バレエやチアダンスなど、専門性が必要なジャンルの場合、購入場所は「専門店」か「専門オンラインストア(通販)」の2択が基本になります。

専門実店舗(Chacott直営店など)

最大のメリットは、専門知識を持つスタッフに正確なフィッティングをしてもらえることです。特にバレエシューズの1足目は、足の形や指の長さに合わせて選ぶ必要があり、非常にデリケートです。お店でしっかり見てもらうのが一番安心かもしれません。ただし、店舗は主要都市に集中しているため、お近くにない場合も多いのがデメリットです。

専門オンラインストア(通販)

Chacott(チャコット)、Sylvia(シルビア)、Royal Dance(ロイヤルダンス)など、各ジャンルに特化した通販サイトがあります。メリットは、専門店に行けなくても「正しい」専門品が確実に手に入ること。衣装やタイツなども一緒に揃えられるので便利です。

デメリットは、やはり試着ができないことですよね。

通販の不安を解消するサービスも

試着ができないという通販の弱点を補うため、一部のオンラインストアでは「サイズ交換無料」といったサービスを提供している場合があります。こうしたサービスがあるお店を選ぶと、オンラインでも安心して購入しやすいですね。

ダンス シューズ キッズ用、ジャンル別どこに売ってる

ここからは、いよいよ本題です!「ヒップホップ」「バレエ」「チア/ジャズ」の主要3ジャンル別に、それぞれどんなシューズが必要で、具体的にどこで売ってるのかを詳しく解説していきますね。ここを間違えると「レッスンで使えない…」なんてことになるので、要チェックです!

ヒップホップ用キッズシューズの販売店

ヒップホップは、前後左右への激しいステップやジャンプ、ターンなどが多いダンスです。そのため、シューズにはクッション性と安定性、耐久性が求められます。

シューズの特徴

  • カットタイプ: 足首を固定して安定感のある「ハイカット」と、足首が動きやすく軽量な「ローカット」があります。初心者はどちらでも大丈夫ですが、安定感を重視するならハイカットがおすすめです。
  • ソール(靴底): つま先やかかとをよく使うため、ソールが厚く、丈夫でめくれにくいものが適しています。
  • 素材: 軽量なメッシュ素材や、衣装として映えるエナメル素材などが人気です。

「専用シューズ」 vs 「代用スニーカー」

ヒップホップ市場が少しややこしいのは、「ダンス専用品」と「汎用スニーカー(代用品)」が混在している点です。

  • ダンス専用シューズ: Royal Danceなどで販売されている、明らかにダンス用として設計されたシューズ。価格は3,500円前後のものが多いようです。ダンスの動きに最適化されており、衣装とデザインを合わせやすいのが魅力です。
  • 代用スニーカー: ABCマートで売っているVANSや、NIKEの「ダイナモ フリー」のような一般的なキッズスニーカー。試着ができ、通学など普段使いと兼用できるのがメリットです。

主な販売場所まとめ

  1. ダンス専門オンラインストア(Royal Dance, TRJなど):

    ヒップホップやK-POP系の衣装とトータルコーディネートできます。「当日発送」など、急ぎのイベントに対応できるお店も。本格的なシューズや衣装を求めるなら、まずここをチェックするのが良いと思います。

  2. 大手ECモール(楽天市場、価格.comなど):

    上記の専門店が多数出店しており、価格比較がしやすいです。膨大な商品数から選べますが、情報が多すぎて選びにくい側面も。

  3. 大手シューズ量販店(ABCマート):

    「代用スニーカー」を試着して買いたい場合に最適です。ただし、あくまで「代用」であることは忘れずに。

  4. 総合衣料品店(しまむら):

    「安い」練習用シューズを探す場合の選択肢です。まずはダンスに慣れるための「つなぎ」として活用するのもアリかもしれません。

バレエ用キッズシューズの購入場所

バレエの場合、ヒップホップとはまったく事情が異なります。まず、絶対に覚えておいてほしいことがあります。

【最重要】スニーカーは絶対NG!専門店で買いましょう

バレエのレッスンでは、ヒップホップのような汎用スニーカーは絶対に使用できません。また、バレエシューズはABCマートや総合スポーツ店、しまむらなどでは一切取り扱いがありません

シューズの特徴(初心者向け)

バレエの「最初の1足」として推奨されるのは、主に以下の2タイプです。

  • 布バレエシューズ: アッパー(甲の部分)がすべて布でできています。足になじみやすく、価格も比較的安価なため、初心者に最適です。
  • 前皮バレエシューズ: つま先だけが革でできているタイプ。耐久性が高く、こちらも初心者におすすめされます。
  • ソール(靴底): 初心者は、足裏全体をしっかり鍛えるために、ソールが一体化した「フルソール」タイプが推奨されることが多いです。上達してくると、足裏のアーチが出やすい「スプリットソール(ソールが前後二つに分かれたタイプ)」に移行していきます。

主な販売場所

購入チャネルは「専門チャネル」に限定されます。

  1. 専門用品実店舗(Chacott直営店など):

    一番のおすすめは、やはり実店舗です。専門スタッフに正確なフィッティングをしてもらえる安心感は、何物にも代えがたいですね。価格はChacottの場合、3,500円程度からのようです。

  2. 専門オンラインストア(Chacott, Sylvia, イーバレリーナなど):

    お近くに店舗がない場合の主な購入先です。バレエシューズのほか、レオタードやタイツなど、必要なものを一度に揃えられるのが便利です。Sylviaでは3,000円前後からシューズが販売されています。

  3. 大手ECモール(楽天市場など):

    上記の専門店が出店している場合があります。ただし、送料が別途かかる場合もあるので確認が必要です(例:商品¥2,750 + 送料¥250)。

チアダンス用キッズシューズの売り場

チアダンスやジャズダンスも、バレエと同様に専門性の高いシューズが必要です。汎用スニーカーでの代用は難しい場合が多いですね。

シューズの特徴

  • チアダンス: 軽さ、衝撃吸収性、柔軟性、そして足をしっかり支えるサポート性が求められます。
    • 主要ブランド: Kaepa(ケイパ)が非常に有名です。軽量化やフィット感を追求したモデルが人気です。
  • ジャズダンス: 専用のジャズシューズ(革製でフィット感が高いもの)や、Chacottが扱うような「スプリットスニーカー」(ソールが前後2つに分かれているスニーカー)などが使われます。

主な販売場所

購入は「専門チャネル」が必須です。

  1. 専門ブランド・ストア(Chacottなど):

    Chacott(チャコット)はバレエだけでなく、ジャズやフィットネス用品も幅広く扱っており、Kaepaのチアシューズを取り扱っている場合もあります。ダンス界の「ハブ」のような存在ですね。価格帯はChacottが扱うモデルだと1万円を超えるものもあります。

  2. 大手ECモール(楽天市場など):

    楽天市場などには、「チアパン グッズ 専門店エイティズ」のように、チアダンスに特化した専門店が出店しています。Kaepaのキッズシューズも、こうした専門店で見つけることができ、5,000円台で販売されている例もあります。

近くに専門店がない場合

ここまで読んで、「うちは地方だから、バレエやチアの専門店なんて近くにない…」と不安になった方もいらっしゃるかもしれません。

実際、地方都市ではバレエ用品の常設専門店を見つけるのは難しい場合があります。時々、期間限定のポップアップショップが開催される程度、という地域も多いようです。

一方で、ヒップホップ用の「代用スニーカー」であれば、全国展開しているABCマートや、地域の総合スポーツ用品店などで見つけることは比較的簡単です。

専門品こそ、オンラインストアが最適解です

もしお近くにバレエやチアの専門店がない場合、「専門オンラインストア(通販)」が最も確実で最適な購入チャネルとなります。

地方在住者にとって、ChacottやSylviaなどのオンラインストアは、「妥協案」ではなく、欲しい専門品を確実に手に入れるための「ライフライン」と言えるかもしれませんね。

ダンス シューズ キッズ どこに 売っ てるか解決

「ダンス シューズ キッズ どこに 売っ てる」問題、解決の糸口は見つかりましたか?

一番の近道は、「まず、お子さんが習うダンスのジャンルを確認すること」。これに尽きますね。

ジャンル別・どこで買うか最終チェック

  • ヒップホップの場合:

    選択肢は広いです。ABCマートやしまむらで代用品を探すもよし、Royal Danceなどの専門通販で本格的な専用シューズや衣装を揃えるもよし、です。

  • バレエやチアダンスの場合:

    選択肢は狭く、「専門店」か「専門通販(Chacott, Sylviaなど)」のほぼ2択です。ABCマートなどでは買えないので注意してくださいね。

シューズは、お子さんのやる気を引き出し、上達をサポートするとても大切なアイテムです。この記事が、お子さんにピッタリの1足を見つけるお手伝いになれば嬉しいです。

迷ったら専門家に相談を

特にサイズ感や専門的なシューズの選び方で迷った場合は、可能であれば通っているダンススクールの先生や、専門実店舗のスタッフに相談するのが一番確実です。購入するシューズについて、事前に先生に確認しておくと安心ですね。シューズ選びは安全にも関わることなので、慎重に判断してください。

 
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