こんにちは!スポーツシューズNAVIの運営者、Fです。
「ドンキホーテで安いランニングシューズを探したい!」そう思って検索している方、多いんじゃないでしょうか。私も「激安の殿堂」というイメージから、もしかして1000円台で掘り出し物のランニングシューズがあるんじゃないか…と期待してしまいます。
でも、実際にドンキのシューズコーナーに行ってみると、「あれ、どれがランニング用なの?」「グッドイヤーって書いてあるけど、これってどうなの?」と迷うこともありますよね。特に、ウォーキングや雨の日用の防水シューズを探しているのか、それとも本格的に走りたいのかで、選ぶべき靴は全然違ってきます。
また、最近ではワークマンやGU、しまむらといったライバル店も非常に安くて高性能なシューズを出しているので、ドンキの靴の評判や口コミ、レディースモデルの有無も含めて、実際のところどうなのか、気になるところだと思います。
この記事では、ドンキホーテの安いランニングシューズについて、そのラインナップの真相から、ライバル(ワークマン、GU、しまむら)との徹底比較、さらにはmajicaアプリのクーポンを使ったお得な買い方まで、詳しく掘り下げていきますね。
- ドンキホーテのランニングシューズ2系統の正体
- ライバル(ワークマン・GU・しまむら)との性能と価格の比較
- 雨の日やウォーキングに向いているシューズはどれか
- majicaアプリのクーポンを賢く使う方法と注意点
ドンキホーテの安いランニングシューズ2系統
まず押さえておきたいのが、ドンキホーテのシューズ戦略です。私が調べた限り、ドンキのシューズは大きく分けて「本格派」と「日常使い」の2系統に分かれているんです。この違いを知らないと、「思ってたのと違った…」となってしまうかもしれません。
本格派ファールランの性能
「ドンキが本気を出した」と話題になったのが、自社スポーツ系ブランド「ACTIVEGEAR(アクティブギア)」から2021年に発売された『Foul Run(ファールラン)』です。
これは、私たちが想像する「ドンキの激安シューズ」とは全く異なる、本格的なランニングモデルですね。
『Foul Run(ファールラン)』詳細スペック
- 価格: 7,990円(税抜)
- 最大の特徴: カーボンプレートをアウトソールに内蔵
- ソール: 約52mmの厚底アウトソール
- アッパー: 撥水加工を施しつつ、通気性も確保した素材
- その他: ヒールパット付きでランニング時の靴ズレを予防
- サイズ: 22.0cmから28.0cmまで(1cm刻み)
驚きなのが、この価格でカーボンプレートを搭載してきたこと。発売当時、カーボンプレート搭載シューズといえば大手ブランドの独壇場で、価格も2万円以上が当たり前でした。
それをドンキが7,990円(税抜)で出してきたのは、まさに「市場破壊」と言えるかもしれません。ただし、価格が約8,000円ということで、「1,000円台の安い靴」を探している人にとっては、正直「高い」と感じますよね。
このシューズのターゲットは、「カーボンシューズの性能に興味はあるけど、2万円は出せない…」という、シリアスランナーの一歩手前にいる中級ランナーなのかなと思います。ドンキが価格だけでなく、スポーツの専門的なトレンドにも敏感であることがよく分かります。
グッドイヤーの評判と口コミ
一方で、私たちが店頭で「ドンキの安いランニングシューズ」として目にする可能性が最も高いのが、『GOOD-YEAR(グッドイヤー)』ブランドのシューズ群です。
タイヤメーカーとして有名なグッドイヤーですが、ドンキではこのブランドのシューズが多数並んでいます。しかし、ここで注意したいのが、ドンキの公式サイト上では「ランニングシューズ」ではなく「カジュアルシューズ」として分類されている点です 。
この分類が、この靴の性格を正確に表していると私は思います。
実際の口コミを見てみると、非常に興味深い傾向がありました。レビューを投稿しているのが、50代や60代の男性が中心なんです 。
Goodyearシューズの主な口コミ・評判
- 「大きさの割には軽くて軽快でした」
- 「足先の幅に余裕がありゆったりと履けます」
- 「グレー色は派手過ぎず好み」
これらの評価から、「ランニングでタイムを出す!」という使われ方ではなく、「ゆったり履けて、軽くて歩きやすい日常の靴」として、中高年層の男性から根強く支持されている様子がうかがえます。
本格的なランニング用として購入すると期待外れになるかもしれませんが、日常の「足」として、あるいは軽いウォーキング用としては、非常に優秀なシューズと言えそうです。
防水機能とウォーキング適性

グッドイヤーシューズの口コミで、他の競合製品(ワークマンやGU)と比べて、明らかに多く言及されていたのが「防水機能」です。
「底面から4センチ位の水溜まりでは水が中に入らない感じで雨の日は使いやすい」という、非常に具体的で説得力のあるレビューが複数見られました 。
これは、通気性を最優先する本格的なランニングシューズとは真逆の機能です。しかし、この「4cm防水」こそが、このシューズの最大の強みだと私は思います。
グッドイヤーシューズが活躍する具体的なシーン
- 雨の日の通勤・通学
- 犬の散歩やガーデニング
- 洗車や軽い屋外作業
- 天候が怪しい日のウォーキング
もし、あなたが「ランニング」ではなく「雨でも気にせず履ける、楽なウォーキングシューズ」を探しているなら、このグッドイヤーシリーズは非常に有力な「買い」の選択肢になると思います。
レディースモデルの展開は?
「レディースの安いランニングシューズは無いの?」と気になる方もいるかと思います。この点についても、ドンキのラインナップは2系統で分かれますね。
本格派『Foul Run』の場合
こちらは、サイズ展開が22.0cmから用意されているので、サイズさえ合えば女性でも問題なく本格的なカーボンシューズの性能を体感できます 。デザインがスポーティーなので、好みが合えば選択肢に入ります。
日常使い『グッドイヤー』の場合
一方、『グッドイヤー』シリーズですが、正直なところ、レビューを見る限りでは男性向けモデルが中心のようです 。私が確認した限りでは、「レディース」で探そうとしても、同じ男性のレビューページが表示されることがありました 。
もちろん、小さめのサイズが展開されている場合や、ユニセックスなデザインでサイズが合えばOKですが、ランニングやウォーキング専用のレディースモデルを積極的に探すなら、後述する「しまむら」なども含め、他の選択肢も視野に入れたほうが早いかもしれません。
1000円の靴は存在する?
では、肝心の「1,000円台で買えるランニングシューズ」はドンキにあるのでしょうか?
「激安の殿堂」なので期待してしまいますが、結論から言うと、「ランニング」に使える靴として1,000円台のものを探すのは、今のドンキでは難しいかもしれません。
もちろん、店舗ごとのセールや在庫処分で、掘り出し物として1,000円台のスニーカーが見つかる可能性はゼロではありません 。しかし、レギュラー商品として「ランニング」を謳ったものでは、見つけるのが困難です。
ドンキのシューズラインナップは、先に紹介した「グッドイヤー(日常使い・防水)」か「ファールラン(本格派・高価格)」の2系統がメインとなるようです。ビジネスシューズなどでは低価格なものもありますが 、ランニングシューズは少し事情が違うみたいですね。
「とにかく安さ最優先!1000円以下がいい!」という場合は、後述するGUの方が、590円のスニーカー など、明確な選択肢があるかもしれません。
ドンキホーテの安いランニングシューズと競合比較

ドンキのシューズが「買い」かどうかを判断するには、ライバルとの比較が欠かせません。特に「安くて高機能」という分野では、ワークマン、GU、しまむらが強力なライバルです。はたして、ドンキの安いランニングシューズは、彼らと比べてどうなんでしょうか?
ワークマンとの比較
「ランニングシューズのコスパ」という点で、今、最も強力な存在がワークマンです。ここはドンキの『ファールラン』と真っ向から激突します。
特に衝撃的だったのが、『アスレシューズハイバウンスオーバードライブ』です。このシューズ、なんとドンキの『ファールラン』と同じくカーボンプレートを搭載しているのに、価格は2,900円(税込)なんです 。
この価格差は本当に大きいですね…。両者のスペックを比較してみましょう。
| 比較項目 | ドン・キホーテ 『Foul Run』 |
ワークマン 『ハイバウンス オーバードライブ』 |
|---|---|---|
| 価格(調査時点) | 7,990円(税抜) | 2,900円(税込) |
| 最大の特徴 | カーボンプレート搭載 | カーボンプレート搭載 |
| ソール | 約52mmの厚底 | 高反発ミッドソール |
| ターゲット | 中級ランナー | 全ランナー(特に初心者~中級者) |
もちろん、ソールの厚み(ドンキは約52mm )やアッパーの素材、実際の反発性など、細かい違いは多くあると思います。ですが、「カーボンプレートの推進力を安く試してみたい」という目的なら、正直、コストパフォーマンスの面でワークマンに軍配が上がるかなと思います。
GUとの比較
次に、価格の安さで勝負するGUです。
GUはランニング専用というより「アクティブスニーカー」といったジャンルですが、価格が本当にすごい。なんと『ジョグスニーカー+E』が590円(税抜)、『ふかふかスニーカー』でも1,990円(税抜) という、ドンキが「1000円の靴」で太刀打ちできない価格帯を攻めています。
実際にジムで使っている人のレビューもあり、「とても軽い」「アスレチックジムで便利に使わせていただいています」といった評価が見られました 。
本格的な長距離ランニングには向かないかもしれませんが、ジムでのトレーニングや室内履き、あるいは「1000円以下の靴」を探しているなら、GUは最強の選択肢の一つですね。ドンキのグッドイヤーとは、価格帯も用途も異なります。
しまむらとの比較
「しまむら」も忘れてはいけません。しまむらのプライベートブランド「CLOSSHI」のスニーカーは、1,790円(税抜)といった価格帯で展開されています 。
これらはランニング用というよりは、完全に「日常履き・カジュアル」のカテゴリーです。この点では、ドンキのグッドイヤーシリーズと用途が近いですね。
どちらを選ぶかは、デザインの好みや、ドンキの「4cm防水」機能 を必要とするかどうか、で決まってきそうです。しまむらの方がレディース向け商品やデザインのバリエーションが探しやすいかもしれません。
majicaクーポンの使い方
ドンキで靴を買うと決めたら、絶対に活用したいのが公式アプリ「majica(マジカ)」のデジタルクーポンです 。これを使うか使わないかで、お得度が全然違ってきます。
使い方は、主に「会員証スキャン型」というもので、非常に簡単です 。
majicaクーポンの利用ステップ
- majicaアプリを開き、下部メニューの「クーポン」をタップします。
- 画面上部で「変更する」をタップし、これから行く(あるいは今いる)店舗を選択します 。
- 利用したいシューズのクーポンを探し、「保有する」をタップします。
- レジで会計時に、アプリの「会員証」バーコードを提示します。
- これだけで、保有しているクーポンが自動的に適用され、割引価格になります 。
(※一部、従業員に画面を見せる「見せるクーポン型」もありますが 、基本はこの流れです。)
会計時にmajicaマネーで決済すれば、ポイントも貯まるので 、アプリの利用は必須ですね。
クーポン利用の注意点
ただ、このmajicaクーポンには、いくつか重要な注意点があります。これを知らないと「クーポンが使えない!」とレジで焦ることになるので、必ず確認してください。
majicaクーポン 3つの落とし穴
- 特定の商品が対象であること
クーポンは「全品〇%OFF」ではなく、「特定のこの商品(クーポン商品)」に対して個別に発行されます 。つまり、買いたい靴のクーポンが常にあるとは限らず、運の要素もあります。 - 店舗限定であること
クーポンは、アプリで選択した「該当店舗」でのみ有効です 。「A店」で保有したクーポンを、間違えて「B店」で使おうとしても適用されません。 - 3時間の保有時間制限があること
クーポンを「保有する」をタップしてから、有効時間はわずか3時間です 。利用されないと自動で解除されてしまいます。
ですから、正しい使い方は「店に行ってから慌ててクーポンを探す」ではなく、「自宅で、行く予定の店舗をアプリで選び、目当てのクーポンの有無を確認し、店に着く直前か着いてから『保有する』をタップする」のが最も賢いやり方ですね。
(ちなみに、会員ランクによって一度に保有できるクーポン枚数も異なりますが 、まずはこの3点を押さえておけば大丈夫です。)
ドンキホーテの安いランニングシューズまとめ
さて、「ドンキホーテの安いランニングシューズ」について、色々見てきました。
結論として、ドンキのシューズは「誰にでもおすすめ」ではなく、「特定の目的を持つ人には、非常に強い味方になる」と私は感じました。
「ドンキで安いランニングシューズが欲しい」という漠然とした目的のまま行くと、ミスマッチが起こる可能性があります。ご自身の目的別に、どこで買うべきかを整理しますね。
【目的別】おすすめの買い方まとめ
- A) 本格ランニング(コスパ重視)
→ ワークマンがおすすめです。
理由: 2,900円(税込)でカーボンプレート搭載モデル が買えるコストパフォーマンスは、ドンキの『Foul Run』(7,990円・税抜) を現時点では凌駕しています。 - B) 雨の日のウォーキング・通勤用
→ ドン・キホーテが最適です。
理由: 競合(ワークマン、GU)にはない『グッドイヤー』の「底面4cm防水」機能 が、この用途に最適です。「幅広・ゆったり」 な履き心地も日常使いに向いています。 - C) ジム・室内履き(安さ重視)
→ GU(ジーユー)がおすすめです。
理由: 590円 や1,000円台 という圧倒的な低価格と、「軽い」 というジムユーザーからの具体的なレビューがあり、室内でのライトユースに最適です。 - D) 日常のカジュアル履き
→ しまむら or ドンキのどちらもアリです。
理由: しまむらの「CLOSSHI」(約1,790円) もドンキのグッドイヤーも、カジュアル用途としては優秀です。デザインや価格を見比べて、好みで選ぶのが良いと思います。
まずはご自身の「目的」をはっきりさせてから、お店に行ってみるのが良さそうです。ドンキに行く際は、グッドイヤーの「防水性」や「幅広さ」を実際に手に取って確かめつつ、majicaアプリでクーポンチェックも忘れないようにしてくださいね。
この記事が、あなたのシューズ選びの参考になれば嬉しいです!


