ランニングシューズを選ぶ際、多くの人が「幅広のモデルが自分に合うのかな?」という疑問を抱くものです。
特に、海外ブランドであるホカのシューズについて、サイズ感や足幅が合わなくて失敗や後悔をするのは避けたいですよね。
普段からワイドモデルを履いている人や、足のサイズが大きめな方にとって、ホカのランニングシューズは自分に合うのか気になるところでしょう。
そこで、HOKAのワイドとレギュラーの違いは何ですか?という基本的な疑問から、ホカが展開するエクストラワイドとは?といった疑問、そしてボンダイ9 ワイド 違いについても解説します。
また、4Eモデルは存在するのか、ワイド レディースモデルがあるのか、足幅はどのくらいが余裕なのかなど、あなたの疑問を解消します。
この情報を通して、デメリットも考慮した上で、あなたにぴったりのシューズを見つける手助けとなれば幸いです。
この記事では、以下のことについて詳しく解説します。
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ホカのワイズ(足幅)の基本とサイズ感の違い
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ボンダイ9のワイドとエクストラワイドの注意点
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そもそもワイズが合っていないとどうなるか
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あなたに合うホカのワイドモデルの見つけ方
ホカのランニングシューズワイドの基礎知識
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HOKAのワイドとレギュラーの違いは何ですか?
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エキストラワイドとは?
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ワイドとエクストラワイドの違い
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4Eはホカにない?
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ホカのワイズ(足幅)はせまめ
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足幅はどのくらいが余裕ですか?
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そもそもワイズとは?
HOKAのワイドとレギュラーの違いは何ですか?
ホカのシューズにおけるワイドとレギュラーの主な違いは、足囲の広さにあります。
一般的に、レギュラータイプに比べてワイドタイプは足囲が約2サイズ分(周囲約12mm)広くなっています。
一方、エキストラワイドタイプは、レギュラータイプからさらに足囲が広くなり、約4サイズ分(周囲約24mm)アップしています。
これらの違いは、ホカが提供する厚いクッション性と同様に、快適なフィット感を提供する上で重要な要素です。
多くの人がホカのシューズに期待する柔らかくボリュームのあるクッション性は、これらの足囲の選択肢と組み合わせることで、さらに多くのランナーの足にフィットするように設計されています。
タイプ | ワイズ | 足囲の広がり(レギュラー比) |
レギュラー | D | 基準 |
ワイド | 2E | 約2サイズ分(周囲約12mm)アップ |
エキストラワイド | 4E相当 | 約4サイズ分(周囲約24mm)アップ |
このように、ホカは単に足の長さに合わせるだけでなく、足の幅にも多様な選択肢を提供することで、一人ひとりの足に合ったシューズを見つけやすくしています。
特に、足囲が広いことで従来のシューズが窮屈に感じていた方にとって、これらのワイドモデルやエキストラワイドモデルは大きな選択肢となり得ます。
エキストラワイドとは?
エキストラワイドとは、ホカのシューズの中でも最も広い足幅のタイプを指します。具体的には、レギュラータイプと比較して、足囲が約4サイズ分(周囲約24mm)広くなっています。
このタイプは、特に足幅が非常に広い方や、靴の締め付けが苦手な方に向けて展開されています。
足囲が広いランナーにとって、シューズ内で足が圧迫されることによる痛みや不快感は大きな問題です。このエキストラワイドは、そのような悩みを解消し、より快適なランニング体験を提供するために開発されました。
ただし、すべてのモデルにエキストラワイドの設定があるわけではないため、購入時には公式サイトなどで確認が必要です。
ワイドとエクストラワイドの違い
ワイドとエクストラワイドの違いは、主にその幅の広さにあります。通常、ワイド幅のシューズはレギュラー幅よりも1cmほど幅広に作られています。一方で、エクストラワイド幅は、ワイド幅からさらに1cmほど幅が広いとされています。
これは、試着する際にシューズを足の横に置いて、足の幅と比べることで確認できます。これらの違いは、特に足幅が広い人にとって、最適なフィット感を見つける上で非常に重要です。
4Eはホカにない?
現在のところ、ホカには4Eワイズのモデルは存在しません。これは、多くの国内メーカーや一部の海外メーカーがエクストラワイドとして4Eを展開しているのと比較すると、大きな違いです。
ホカのワイズは、レギュラーがD、ワイドが2Eとなっています。前述の通り、ホカではワイドよりもさらに広い「エクストラワイド」というタイプも展開していますが、これは4E相当とは表記されていません。
そのため、普段4Eのシューズを履いている方は、ホカのワイド(2E)やエクストラワイドのサイズ感を実際に試着して確認することをおすすめします。ホカのシューズは、ナイキと同じワイズ設定であるDと2Eを基本としています。
ホカのワイズ(足幅)はせまめ
ホカのワイズ(足囲や足幅)は、全体的に「せまめ」に設計されています。これは、国内メーカーのアシックスやミズノが一般的に2Eワイズをレギュラーとしているのと比べて、大きな違いです。
ホカのレギュラーワイズはDとされており、これはナイキと同じ設定です。したがって、普段アシックスやミズノのシューズを履いている方がホカのシューズを普段通りのサイズで購入すると、「いつもよりきつい」と感じる可能性があります。
そのため、国内メーカーからホカに乗り換える際は、ワイドモデルを検討したり、ハーフサイズ上げたりするなど、慎重にサイズ選びをすることが大切です。
足幅はどのくらいが余裕ですか?
ランニングシューズを選ぶ際、足幅にどのくらいの余裕があるのが適切なのかは重要なポイントです。一般的には、足の親指とシューズの先端の間に手の親指の幅ほどの余裕があると良いとされています。
ただし、タイトなフィット感が好みのランナーもいます。そのような場合でも、つま先が丸まらない程度のゆとりは必要です。
足幅が合っていないと、走行中に不快感を感じたり、シューズの劣化が早まったりする可能性もあるため、適度な余裕があるかどうかの確認は非常に大切です。
そもそもワイズとは?
ワイズとは、足囲(そくい)とも呼ばれ、親指の付け根から小指の付け根にかけて足を一周ぐるっと測った長さを指します。靴の裏などに表記されているA、B、C、D、E、EEといったアルファベットや、数字と組み合わされた記号がワイズを表しています。このワイズが合っていないシューズを履き続けると、様々な問題が起こる可能性があります。
例えば、ワイズが狭すぎるシューズを履くと、アッパーとソールの境目が裂けたり、足が圧迫されて痛みを感じたりすることがあります。逆に広すぎると、靴の中で足が動きすぎて安定性を損なうこともあります。快適にランニングを楽しむためにも、足のサイズだけでなく、ワイズも適切に選ぶことが不可欠です。
あなたに合うホカのランニングシューズワイドの選び方
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ボンダイ9 ワイド 違いと注意点
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ボンダイ9 エクストラワイドの魅力
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ワイドモデルのデメリットは?
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ワイドモデルがあるロードシューズ
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ワイドモデルがあるトレイルシューズ
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あなたにぴったりのホカ ランニング シューズ ワイドを選ぼう
ボンダイ9 ワイド 違いと注意点
ホカのボンダイシリーズは、特にクッション性の高さで知られています。その最新モデルであるボンダイ9にも、ワイドモデルがラインナップされています。ボンダイ9の通常モデルとワイドモデルの主な違いは、横幅と縦幅のサイズ感にあります。通常モデルは、前作のボンダイ8よりも少しフィット感が強くなっている一方で、ワイドモデルはかなりゆったりとした設計です。通常のスニーカーと比較してもトップクラスの横幅で、ラフな履き心地を好む人には適しているでしょう。
ただし、注意点があります。ボンダイ9のワイドモデルは、横幅だけでなく縦幅にもゆとりがあります。そのため、ランニングなど運動目的で使う際には、靴の中で足が動いてしまう可能性も考えられます。しっかりとしたフィット感を求める場合は、靴紐をきつく締めたり、場合によってはハーフサイズ下げることも検討すると良いでしょう。
ボンダイ9 エクストラワイドの魅力
ボンダイ9にはエクストラワイド(4E相当)のモデルも存在し、これが特に足幅が広いランナーにとって大きな魅力となっています。
提供された情報によると、ボンダイ9のエクストラワイドは、従来のワイド(2E)よりもさらにゆとりがあり、本質的に幅広な足の人に快適な空間を提供します。
一方で、ボンダイの通常モデルは「細め」で、ワイドモデルは「普通幅」の感覚だという声も聞かれます。これは、ボンダイのアッパーが厚く、伸縮性があまりない設計であることや、つま先が急激に絞られている形状にも関係しています。
そのため、単にワイドという表記に惑わされず、実際にエクストラワイドを試してみることが、本当に足に合うシューズを見つける上で重要だと言えます。
ワイドモデルのデメリットは?
ホカのワイドモデルには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも考慮する必要があります。第一に、ワイドモデルは足幅が広い人向けに設計されているため、足が標準的な幅の方や細身の方が履くと、靴の中で足が動きすぎてしまい、本来のクッション性や安定性を十分に活かせない可能性があります。
これにより、逆に疲労を感じることもあるかもしれません。第二に、ワイドモデルは全てのホカのモデルにラインナップされているわけではありません。
そのため、気に入ったモデルにワイドの展開がない場合もあります。第三に、ワイドモデルは通常モデルに比べて在庫が少ない場合があり、手に入りにくいという点も挙げられます。
ワイドモデルがあるロードシューズ
ホカのロードランニングシューズの中で、ワイドモデルがある代表的なモデルは以下の通りです。
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クリフトン
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ボンダイ
これらのモデルは、ホカを代表するクッション性に優れたシューズであり、多くのランナーに愛用されています。例えば、クリフトンは「ぽふっ、ぽふっ」とした柔らかいクッション性が特長で、ボンダイは「バイーン、バイーン」という独特なクッション性を持っています。どちらもワイドモデルが展開されているため、足幅の広いランナーでもこれらの人気モデルを試すことが可能です。一方で、リンコンなど、ワイド展開のないモデルも存在します。
ワイドモデルがあるトレイルシューズ
ホカはロードシューズだけでなく、トレイルランニングシューズにも定評があります。その中でもワイドモデルが展開されている主なモデルは以下の通りです。
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チャレンジャー
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スピードゴート
チャレンジャーは、ロードとトレイルの両方に対応できる汎用性の高さが魅力です。
トレイルでは軽く、ロードではスムースな走りをサポートします。一方で、スピードゴートはテクニカルトレイルに特化したモデルで、頑丈なアウトソールが上り坂での滑りを防ぎ、下り坂での安定性を高めます。
これらのモデルにワイドの選択肢があることで、足幅の広いトレイルランナーもホカのシューズを快適に利用できます。
あなたにぴったりのホカ ランニング シューズ ワイドを選ぼう
この記事では、ホカ ランニング シューズ ワイドに関する様々な情報を解説してきました。
ホカのレギュラーワイズはD、ワイドは2Eと設定されている
国内メーカーに比べてホカのワイズはせまめである
ワイドモデルはレギュラーモデルより足囲が約12mm広い
エクストラワイドはレギュラーモデルより足囲が約24mm広い
ホカには現在のところ4Eのワイズはない
ボンダイ9のワイドモデルは横幅だけでなく縦幅にもゆとりがある
ホカのワイドモデルはクリフトンやボンダイなどにラインナップされている
トレイルシューズではチャレンジャーやスピードゴートにワイドモデルがある
足幅は親指とシューズの先端に手の親指の幅ほどの余裕があるのが目安
ワイズが合わないとシューズの劣化や足への負担につながる
ボンダイ9の通常モデルはフィット感が強く、ワイドモデルはゆったりしている
ワイドモデルのデメリットとして、足が中で動く可能性がある
ランニングシューズは目的に応じてサイズ感を調整することが大切
ワイドモデルは日常履きとしても快適に使える
購入前には必ず試着をしてフィット感を確認することが重要