こんにちは!スポーツシューズNAVIのFです。
ジム通いを始めるとき、意外と悩むのが「トレーニング シューズ 室内用」ですよね。普段のスニーカーじゃダメなの?とか、初心者向けの選び方が知りたい、という方も多いと思います。筋トレやヨガなど目的によっても違うみたいだし、どうせならおしゃれなレディースモデルや、機能的なメンズのおすすめも気になります。ナイキやミズノ、アシックス、アンダーアーマーといった人気ブランドの違いもよく分からないし、ジムで滑らない機能性も大事ですよね。買った後の洗い方や寿命なんかも、長く使うためには知っておきたいポイントです。この記事では、そんな室内用シューズの疑問をまるっと解決していきますね!
- 失敗しない初心者向けのシューズ選び6つの基本
- 筋トレ、ヨガ、スタジオなど目的別の最適シューズ
- ナイキ、ミズノなど人気ブランドの特徴比較
- シューズの洗い方や長持ちさせる寿命の目安
失敗しないトレーニングシューズ室内用の選び方

まずは基本の「キ」、室内用シューズをどう選んだらいいか、ですね。ジムの環境は、屋外とはまったく違います。専用のシューズを選ぶことが、実はパフォーマンスアップと安全のためにすごく重要なんです。初心者の方が迷わないための基本ポイントから、目的別の選び方まで、しっかり見ていきましょう。
初心者向け選び方の6項目
初めてジム用のシューズを買うなら、押さえておきたい基本が6つあります。高価でオーバースペックなモデルじゃなくても、この基本を押さえれば、あなたのジムライフをしっかりサポートしてくれる一足に出会えるはずですよ。
1. フィット感(サイズ選び)
何よりも最優先したいのがフィット感です。これはもう、絶対に妥協しちゃいけないポイントですね。サイズが合わないと、トレーニング中に靴の中で足が滑ったり(パワーロス!)、逆につま先が当たって痛くなったり、靴ずれの原因にもなります。パフォーマンスが落ちるだけでなく、集中力も削がれてしまいますからね。
試着は必須ですが、できれば足がむくみやすい夕方以降に試着するのがおすすめです。靴ひもをしっかり締めた状態で、かかとがパカパカ浮かないか、それでいてつま先部分には少し余裕があり、指が自由に動かせるか(特に横方向)をしっかり確認しましょう。
甲高・幅広の人は「ワイドモデル」をチェック 日本人に多い甲高・幅広の足の場合、通常の設計(Dワイズなど)だと窮屈に感じることがあります。その場合は、「ワイド(2E, 4Eなど)」と表記されているモデルや、アッパー(甲の部分)の素材が柔らかいメッシュやニットのシューズを選ぶと、足に馴染みやすくて快適ですよ。
2. 軽量性と通気性
ジムにはシューズを持っていくことが多いので、「軽量性」は意外と大事なポイントです。バッグが重いと、それだけでジムに行くのがちょっと億劫になったりしますからね。もちろん、履いていても軽い方が、長時間のトレーニングやランニングマシンでの疲労を軽減してくれます。
また、室内ジムは空調が効いているとはいえ、運動すれば大量に汗をかきます。足も例外ではありません。「通気性」の良いメッシュ素材などを採用したシューズは、シューズ内の蒸れを効率よく逃がしてくれて、不快感を減らし、快適な状態を維持してくれます。
3. クッション性と安定性のバランス
室内用シューズには、「クッション性」と「安定性」という、ちょっと相反する機能が求められます。 クッション性: ランニングマシンやスタジオレッスンでのジャンプ、ステップ動作など、着地時の足や膝への衝撃を吸収してくれます。 安定性: 筋トレで重さ(ダンベルやバーベル)を扱うとき、足場をガッチリ固定してフォームを安定させてくれます。
初心者のうちは、「筋トレもランニングもスタジオも、いろいろやってみたい」という方が多いと思います。なので、まずはこの2つのバランスが取れた「オールマイティ用」と呼ばれるモデルを選ぶのがおすすめです。適度なクッションと適度な安定性を両立しているタイプですね。
4. グリップ力
スタジオのフローリングって、見た目以上に滑りやすいことがあります。特に、みんなの汗が床に落ちたりすると危険ですよね。サイドステップや急な方向転換、ターンの多い動きでもキュッと止まれる、適度な「グリップ力(滑りにくさ)」は、安全のために不可欠です。靴底(アウトソール)のパターンや素材が、室内用に最適化されているかどうかもチェックしたいですね。
5. 価格帯の目安
最初はどれくらいのを買えばいいか迷うと思いますが、まずは1万円前後の価格帯で探してみるのが賢明かなと思います。この価格帯は、各メーカーが基本機能(フィット感、適度なクッションと安定性、グリップ力)をしっかり備えた、コストパフォーマンスの良いモデルを一番多く投入している激戦区なんです。安すぎると必要な機能が不足している可能性があり、逆に高すぎると特定の競技に特化しすぎていて(例:本格的なウエイトリフティング用など)、初心者にはオーバースペックかもしれません。
6. 初心者が避けるべき「シューズの罠」
ジム用シューズ選びで、初心者のうちにやりがちな「よくある失敗」が3つあります。かくいう私も、昔はこれで失敗しました…。
罠1:普段履きスニーカーの流用 これが一番多い失敗例かも。「まだ専用シューズはいいや」と、普段履いているおしゃれなスニーカーをそのままジムに持っていくパターン。普段履きのスニーカーは、デザイン重視で、トレーニングに必要な「横方向のサポート」が弱いことが多いんです。そのため、サイドステップなどで足が靴の中でズレてしまい、足首の捻挫など、怪我のリスクが30%以上も高まるというデータもあるくらいです。
罠2:ランニングシューズの万能視 「ジム=走る」というイメージから、クッション性抜群のランニングシューズを選びがちなのも、よくある罠です。ランニングマシンだけなら良いのですが、そのシューズで筋トレ、特にスクワットやデッドリフトを行うと大変危険です。ソールが厚くて柔らかすぎると、足場が不安定になり(フワフワする感じ)、力が床にうまく伝わりません。結果、フォームが崩れて腰や膝を痛める原因になります。
罠3:デザイン偏重の選択 もちろん、デザインが「おしゃれ」なのはモチベーション維持にすごく大事です!でも、デザイン(例えば、極端な厚底スニーカーなど)が先行しすぎて、自分が行うトレーニングの機能要件と合致しないと、安全性を損なう可能性があります。厚底で筋トレをすると、罠2と同じ理由で不安定になり危険です。
筋トレ、ヨガなど目的別のおすすめ
ジムで「何をメインにやるか」が既に決まっているなら、その目的に特化したシューズを選ぶのが一番の近道です。室内用シューズの機能は、「安定性・硬さ」を重視するものから、「柔軟性・クッション性」を重視するものまで、一つの連続体(スペクトラム)のようになっているとイメージすると分かりやすいですよ。
筋トレ(ウエイトトレーニング)用
スクワットやデッドリフトなど、高重量を扱うフリーウエイトトレーニングがメインなら、シューズに求められるのは何をおいても「高い安定性」です。ソールはあえて硬く、クッション性を排したフラット(平ら)な設計になっています。なぜなら、足裏全体で床をガッチリ掴み、力をダイレクトに床に伝える必要があるからですね。クッションがあると足場が沈み込んでしまい、力が逃げてフォームが崩れ、非常に危険です。
推奨モデル例 ・Adidas パワーパーフェクト 3 / ドロップセット 3: 本格的なフリーウエイト向け。ソールが硬く、特にドロップセットは幅広のフラットソールとTPUサイドウォールが足のグラつきを強力に抑えてくれます。 ・UNDER ARMOUR UAトライベースレイン: フラットな構造と、かかとをガッチリ固定する独自のヒールカップが特徴で、トレーニング中の高い安定性を維持できます。
スタジオレッスン(エアロビクス、ダンス)用
ズンバやエアロビクス、ダンス系のレッスンは、激しいステップ、連続するジャンプ、素早いターンといった、ダイナミックな「多方向」の動きの連続です。そのため、シューズには「柔軟性」「クッション性」「グリップ力」が強く求められます。しなやかに曲がるソールが動きに追従し、クッションが着地の衝撃を吸収し、フロアをしっかり掴むグリップ力が滑りを防ぎます。足首を保護するハイカットモデルが多いのもこのタイプの特徴ですね。
推奨モデル例 ・MIZUNO ウエーブダイバース LG4: まさにスタジオレッスンの「定番中の定番」モデルです。実際のユーザーレビューでも「ズンバやエアロで本当に動きやすい」「軽くてフィット感が良い」と絶大な支持を得ています。
HIIT・クロスフィット用
短時間で高強度の運動を繰り返すHIIT(高強度インターバルトレーニング)や、多様な動作(ウエイトリフティング、ジャンプ、ランなど)をこなすクロスフィットには、シューズにも万能性が求められます。ウエイトリフティング的な「安定性」と、ボックスジャンプなどの「衝撃吸収性」、バーピーなどの「多方向への対応力」や「耐久性」が、すべて高いレベルで両立している必要があるんです。
推奨モデル例 ・NIKE メトコン 8: ナイキのジム用定番シリーズ。安定性と衝撃吸収性のバランスが非常に良く、多様なメニューをこなす初心者の最初の一足としてもおすすめです。 ・Reebok Nano X1: クロスフィットのスタンダードモデルとして有名です。耐久性に優れ、多方向の激しい動きにもしっかり対応してくれます。
カーディオ(ランニングマシン)用
「ジムでは筋トレはせず、ランニングマシン(トレッドミル)しか使わない!」ということが決まっている場合は、屋外用とは別に、「クッション性」「通気性」「軽量性」を重視したランニングシューズを室内専用として用意するのがベストです。屋外ランニングと同様、着地時の衝撃を吸収するクッション性は重要ですね。
トレッドミル専用モデルも登場しています アディダスから出ている「TREADFLOW」シリーズのように、トレッドミル特有の課題に対応したモデルも存在します。トレッドミルは走行ベルトとの「摩擦熱」が発生しやすいのですが、このシリーズは通気性の高いアッパーと専用のアウトソール形状で、その熱に対応するように設計されているんです。すごいですよね。
ヨガ・ピラティス用
ヨガやピラティスは、基本的に素足で行うのが伝統です。これは、足裏でマットを掴む感覚や、足指を自由に動かすこと、足首の自由な可動域を重視するためですね。
ただ、最近では「衛生面が気になる」「汗で滑ってしまう」「外反母趾や扁平足のため、少しサポートが欲しい」といった理由から、専用のシューズやソックスが使われることも増えています。 ・シューズタイプ: 非常に薄手で柔軟性が高く、ストレッチ素材で足にぴったりフィットする、素足感覚に近い設計のものです。 ・ソックスタイプ: 5本指に分かれていて足指を動かしやすく、足裏に滑り止め(グリップ)が付いているものが主流です。
ジムで滑らないシューズの重要性
「滑らない」こと、これは室内用シューズにおいて、安全面で本当に大事なポイントです。ジムの床、特にスタジオのフローリングは、一見キレイに見えても、目に見えない汗や湿気で、想像以上に滑りやすくなっていることがあります。
室内用シューズは、屋外用とは違い、室内の床面(フローリングやマシンのステップ)をしっかり捉えるためのグリップ力が基本機能として設計されています。特にダンスやHIITのように、急な方向転換やサイドステップが多い運動では、グリップ力が低いと踏ん張りが効かず、バランスを崩して転倒したり、足首を捻挫したりといった怪我に直結してしまいます。
「ノンマーキングソール」と「衛生面」について ジムによっては、シューズのルールが決められていることがあります。
・ノンマーキングソール: これは、体育館やスタジオの床に、靴底のゴム跡(黒いスジ、スカッフマーク)を残さないように設計されたソールのことです。ジムの床を保護するために、この仕様を推奨・義務付けている施設もあります。(一般的に色の薄いソールが多いですが、黒いソールでもノンマーキング仕様のものは存在します)
・衛生面(外履きと分ける理由): これが室内専用シューズを必須とする最大の理由です。屋外で履いた靴の裏には、土、砂、泥、埃、そして目に見えない細菌やウイルスまで、様々なものが付着しています。それをそのままジム内に持ち込むのは衛生的ではありません。特に、ヨガやストレッチエリアのように、床に座ったり寝転んだりするスペースでは大問題です。共有空間を清潔に保つための、最も基本的なマナーですね。
おしゃれなレディースモデルの特徴

レディースモデルを探すとなると、やっぱり機能性だけじゃなく「おしゃれ」さも譲れないポイントですよね!ジムに行くモチベーションにも直結しますし。その点、最近のレディースシューズは、このデザインと機能性を見事に両立させているモデルが本当に多くて、見ているだけでも楽しくなります。
例えば、デザインと機能がうまく融合している例として、こんな特徴があります。 ・デザイン(足袋型) → 機能(バランス感覚) 「クッション弾むジム足袋」のような、日本の足袋(タビ)スタイルのシューズがあります。デザインがユニークなだけでなく、足指が自然に動くことで地面を掴む感覚(接地感)が研ぎ澄まされ、バランス感覚を向上させる、という「機能」に直結しているんです。
・デザイン(厚底) → 機能(衝撃吸収) 見た目にも「かわいい」ボリューム感のある厚底デザイン。これが、そのまま高品質なクッション材による「衝撃吸収機能」として働き、スタジオレッスンでのジャンプ時などの膝や腰への負担を効果的に軽くしてくれます。
もちろん、こういったデザイン性に富むモデルであっても、軽量素材の使用、通気性の良いメッシュ、滑り止め効果の高いアウトソールなど、トレーニングに必要な基本機能はしっかりと備えられているので、安心して選べるのが嬉しいところですね。
メンズ向けおすすめモデル
メンズ向けのモデルは、やはり「筋トレ」や「本格的なジムワーク」に焦点を当てた、機能性重視のラインナップが中心になるかなと思います。特に「安定性」「軽量性」「通気性」が重視される傾向にありますね。デザインも、シャープでソリッドなものが多い印象です。
メンズ向けモデルの例 ・NIKE メトコン 8: レディースでも紹介しましたが、筋トレと有酸素運動が混在するハードなメニューにも対応できるバランスの良さで、メンズにも定番の人気を誇ります。 ・UNDER ARMOUR UAトライベースレイン: 前述の通り、フラットなソールと、かかとを固定するヒールカップが特徴。筋トレでしっかり踏ん張りたい、安定性を最重要視する人におすすめです。 ・エアフロー軽量ジムシューズ: 特定のモデル名ではないですが、「エアフロー機能」を謳う通気性と軽さを両立したモデルも人気です。有酸素運動から筋トレまで幅広く対応できる汎用性が魅力ですね。
ブランド別トレーニングシューズ室内用と管理法

ここからは、具体的に人気ブランドの「旗艦モデル(そのブランドを代表するモデル)」と、購入したシューズを長く大切に使うための「管理方法」について解説しますね。ブランドごとに「筋トレに強い」「スタジオに強い」といった強みがあるので、自分の目的に合わせてチェックしてみてください。
ナイキとミズノの定番モデル
まずは、日本のジムシーンにおいて、特に存在感の大きい2大ブランドの定番モデルから見ていきましょう。
Nike (ナイキ):メトコンシリーズ
ナイキのジム用シューズといえば、真っ先に名前が挙がるのがこの「メトコン」シリーズです。最大の特徴は、ウエイトリフティングに必要な「安定性」(かかと部分は硬め)と、HIITなどのジャンプ動作に必要な「衝撃吸収性」(前足部は柔軟)を、一足の中で高いレベルで両立させている点。1足で色々なトレーニングをこなせる万能性が魅力で、HIITやクロスフィットを行う人はもちろん、メニューが混在する初心者にも強く推奨されます。価格帯はモデルの新旧や機能によりますが、「フリー メトコン 6」が1万円台前半、「メトコン 10 AMP」が2万円台半ばくらいで販売されている例がありますね。
Mizuno (ミズノ):ウエーブダイバース
「スタジオレッスンに通う」なら、ミズノの「ウエーブダイバース」がデファクトスタンダード(事実上の標準)と言える圧倒的な存在感を放っています。(出典:ミズノ公式オンライン「ウエーブダイバース」)
このシューズが選ばれる理由は、実際のユーザーレビュー(口コミ)を見れば明らかです。「ズンバやエアロビクスで本当に動きやすい」「とにかく軽くてフィット感が最高」「履きやすいし、ステップが踏みやすい」といった絶賛の声が非常に多く、市場での高い受容性がうかがえます。ステップやターンを多用するダンス系レッスンに最適化された、独自のソール構造(波形のプレート)がその秘密のようですね。
アシックス、アンダーアーマーの特徴
この2ブランドも、特定の分野で強い個性を持っており、ファンが多いですね。
Asics (アシックス)
アシックスは、「インドアシューズ」というカテゴリにおいて、一般的な「ジム用」というよりも、特定の「室内競技」に特化したシューズに非常に強みがあるブランドです。例えば、本格的な「ウエイトリフティング」専用シューズや、「太極拳」シューズ、「ハンドボール」や「フットサル」用のインドアシューズなどですね。そのため、もしあなたが「ジムで本格的にウエイトリフティングをやり込みたい」という明確な目的なら、アシックスの競技用モデルは非常に重要な選択肢になります。
Under Armour (アンダーアーマー)
アンダーアーマーは、筋トレ向けとして、フラット構造とヒールカップによる高い安定性を持つ「UAトライベースレイン」という優れたモデルを出しています。
ただ、面白いことに、Eコマース(ネット通販)の「トレーニングシューズ」カテゴリにおける人気ランキングを分析すると、上位を占めているのは「野球」のトレーニングシューズ(アップシューズ)や、クッション性のある「ランニングシューズ」(例えば「チャージドサージ」など)であることが多いんです。
これは、UAの「トレーニングシューズ」というカテゴリが、野球やランニングといった他スポーツと幅広く共有されているからかもしれません。そのため、ジム専用の「トライベース」を探すには、指名買いが必要になりそうです。初心者がUAを選ぶ際、クッション性のある「チャージドGサージ」などを、ジムでのカーディオ(ランニングマシン)用として選択するケースも多いと考えられますね。
シューズの洗い方と手入れ方法
ジムでかいた汗をたっぷり吸ったシューズを、そのままバッグに入れっぱなし…これは絶対にNGです!悪臭やカビの温床になってしまいます。シューズは素材によってお手入れ方法が違うので、正しい洗い方を覚えておきましょう。
注意:洗濯機での丸洗いはNGです! 楽だからと洗濯機で丸洗いしてしまうと、シューズの型崩れや、ソールを接着している接着剤の剥がれ、内部のクッション材の劣化など、機能低下の大きな原因になります。基本は「手洗い」で優しくケアしてあげてください。
素材別の洗い方の目安をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
| 素材 | 水洗い | 洗剤の使用 | 乾燥方法 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 合成繊維 / 天然繊維 (メッシュなど) | 〇 | 〇 (薄めて使用) | 吸水性の良い紙を詰め、形を整えて「陰干し」 | すすぎ残しは変色やシミの原因に。カビ防止のため、中までしっかり乾燥させましょう。 |
| 人工皮革 / 合成皮革 | 〇 (優しく) | 〇 (薄めて使用) | 陰干し | 洗剤の原液を長時間放置しないこと。ブラシで優しくこすります。 |
| 天然皮革(表革) | × (原則不可) | × | 陰干し | 水洗いは革が硬くなったり、収縮したりする原因。専用クリーナーとクリームを使います。 |
| スエード(起毛革) | × (原則不可) | × | 陰干し | 専用ブラシと専用クリーナーを使用。水洗いは風合いを大きく損ねてしまいます。 |
基本は「使ったら乾かす(風通しの良い場所で陰干し)」、そして汚れが目立ってきたら「素材に合った方法で手洗いする」と覚えておけばOKです。
シューズの寿命と買い替え時期
お気に入りのシューズ、長く使いたいですよね。でも、シューズは「消耗品」です。見た目がキレイでも、内部のクッション材(ミッドソール)が劣化していることがあるので注意が必要ですね。機能が落ちたシューズを使い続けることは、怪我のリスクを高めることにも繋がります。
買い替えの目安は、大きく2つあります。
- 期間の目安: 約2~3年 あまり履いていなくても、素材自体が空気中の水分などで自然に劣化(加水分解など)していきます。久しぶりに履いたらソールが剥がれた、なんていうのはこれが原因ですね。
- 使用量の目安: (ランニングなら)走行距離 300~400km これはランニングシューズの目安ですが、ジムでの使用(ステップ、ジャンプ)でも、ソールは確実にすり減り、クッションもへたっていきます。使用頻度にもよりますが、週2〜3回使うなら1年〜1年半くらいで機能低下が始まる可能性もあります。
以下のような「買い替えのサイン」が出たら、安全のために新しいものを検討しましょう。
シューズ買い替えのサイン ・見た目: アウトソール(靴底)がすり減って、溝(パターン)が消えている。特に左右非対称に減っている場合は注意。 ・機能: クッション性が失われた(以前より硬く感じる、着地時に膝に響く)、グリップが効かなくなった(滑りやすくなった)、アッパー(布地)が破れたり、型崩れがひどい。
最適なトレーニングシューズ室内用の見つけ方
さて、ここまで色々な情報を見てきましたが、最後に、あなたにとって最適な「トレーニング シューズ 室内用」を見つけるための、具体的な5ステップをまとめて、締めくくりたいと思います。
ステップ1:ジムの規約を確認する まずは、あなたが通う(または通う予定の)ジムの利用規約を確認です。絶対条件として「室内専用」であること、そして体育館のように「ノンマーキングソール(床に跡がつかない靴底)」の指定があるかどうか。これをクリアしないと使えませんからね。
ステップ2:自分の目的を明確にする あなたがジムで一番やりたいことは何ですか? 「筋トレ」(→安定性重視)か、「スタジオレッスン」(→柔軟性・クッション性重視)か、「HIIT」(→バランス型)か。これで、あなたが必要とする主要機能がハッキリ決まります。
ステップ3:目的に合ったモデルを絞り込む 目的に合った「旗艦モデル」をチェックしましょう。スタジオならミズノ「ウエーブダイバース」、HIITならナイキ「メトコン」、本格筋トレならアディダス「パワーパーフェクト」…といった具合に、具体的な購入候補を絞り込みます。
ステップ4:必ず試着してフィット感を確認する 候補が決まったら、絶対に試着してください。ネットのレビューが良くても、機能が最高でも、あなたの足(甲高・幅広など)にフィットしなければ、それは良いシューズではありません。かかとのホールド感、つま先の余裕、幅(ワイズ)が合っているか、じっくり確認しましょう。
ステップ5:購入後も正しく管理する 手に入れたシューズは、あなたのトレーニングを支え、安全を守るための重要な「ギア」です。適切にメンテナンス(手入れ)し、機能が低下した(ソールが減った、クッションが効かない)と感じたら、怪我をする前に、感謝して新しいものに買い替えてくださいね。
この記事が、あなたのジムライフに最適な一足を見つけるお手伝いになれば、私としてもうれしい限りです!


